ハナショウブ(花菖蒲)
(アヤメ科)
撮影:2010/7/1
場所:大船植物園
5月の末に大船植物園へ行ったとき、
やっと咲き始めた花菖蒲を写してきて御紹介をしました。
今回はその第二弾です。
と、大見得を切ることが出来るほど、咲いてはいませんでした。
簡単に言うと、花菖蒲はもう終ってしまっていたのです。
それでも、ほんの少し残っていた花を御紹介します。
上から
白芙蓉(大船系)
小 波(大船系
白 燈(江戸系)
前に御紹介したときに、花菖蒲の系統を記載しておきましたが、
今回「大船系」という系統が出てきました。
これは大船植物園の前身である神奈川県立農事試験場で交配育成された品種で
主に江戸系、肥後系が交配親になっているそうです。
大船植物園では、株分けとオリジナル個体の個別保存により
品種の維持が図られているとのことです。
この他にも以前御紹介したタマナワザクラや神奈川県作出のバラなど
ここでしか見られない貴重な花が育てられています。
大船植物園へ行き始めてまだ1年経っていません。
それも、時間が無いのでやっと月に一回。
すでに、シャクヤクを完全に逃してしまいました。
シャクヤクも大船系があるようです。
これからも、どんな珍しい花に出会えるか楽しみです。
来年は、月一でも時期をずらして、
今年見逃した花々を写真に収めてきたいと思っています。